Raspberry_Pi_Zero-Wにコンソール用シリアルを接続する際の設定について
2020/3/4
Raspberry Pi Zero_W Serial
Raspberry Pi Zero_W Serial
概要
Raspberry_Pi_Zero-W(以下、Rpi)にコンソール用シリアルを接続する際の設定について記する。
接続
以下の表のようにRaspberry_PiのピンとUSBシリアル(3.3V)を接続する。
接続表
Rpi_Pin | USB-serial |
---|---|
p06(GND) | GND |
p08(TX) | RXD |
p10(RX) | TXD |
設定/起動
(1)ブートSDのbootのなかにあるconfig.txtの内容の末尾に以下を追加する。
enable_uart=1
最新版(buster)では上の設定のみで良いようだ。
(古いバージョンでは色々設定する必要があるようだ)
他のRpi(初代、2,3,4)であっても、最新版であれば、
この設定で動作するようだ。
(2)上で修正したブートSDをRpiに刺す。
(3)RpiをUSBシリアルで接続する。
(4)ホストPC側のシリアル通信を起動しておく。
起動例:
picocom /dev/ttyUSB0 -b115200
(5)Rpiの電源を入れる。
(6)通信画面にログイン・プロンプトが表示されたら
ユーザー名、パスワードを入力してログインする。
所感
WiFi環境でsshログインしても 接続が不安定でストレスが貯まることが多い場合は、 USBシリアルを接続する面倒臭さを乗り越えて シリアルでログインしてしまえば、接続の不安定が解消して 快適に使用できる。
参考情報
FTDI USBシリアル変換ケーブル(3.3V)
Raspberry Pi Pinout/UART
以上
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