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2020年11月 3日 (火)

Headless_RaspberryPiでAudio出力のデフォルトを変更する

2020/11/2+
初版

Headless RaspberryPi Audio Out Default

Headless RaspberryPi Audio Out Default

概要

Headless_RaspberryPiでAudio出力のデフォルトを変更する。
cliでのAudio出力のデフォルトを変更する方法を試行してきたが、どんなAudioデバイスに対しても汎用的に使える方法が見つからなかった。 そのためheadlessでもdesktopのvolumeアイコンをクリックして 出力先を変更することにしたので、その方法について述べる。

デフォルト変更方法

(1)desktopのvolumeアイコンをクリックする必要があるので VNCでログインする。

(2)ログイン後、RaspberryPiのデスクトップ画面の最上行のvolumeアイコンを右クリックして 出力先の選択メニューを表示させ、デフォルトにしたいデバイスを選択する。

選択メニューには以下のようなデバイスが表示されるので デフォルトにしたいデバイスを選択する:

Analog (フォンジャックを意味する) HDMI USB Audio Device (USB Audio Adaptorを接続している場合) Bluetooth Audioのデバイス名 (bluetoothで接続しいる場合) snd_rpi_hifiberry_dac (PirateAudioのMiniHatを刺している場合)

なお、bluetoothデバイスを選択した場合、アプリの設定が以下で述べるものと異なるので注意のこと。

bluetoothの場合は「RaspberryPiでBluetoothAudio(A2DP)を使用する」を参照のこと。

変更後の音の確認

以下の命令を実行してデフォルトにしたデバイスから音が出ていることを確認する:

aplay /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav omxplayer -o alsa --vol -2000 http://us3.internet-radio.com:8485/ # vlcをインストールした場合、以下を実行する cvlc http://us3.internet-radio.com:8485/

各アプリの設定

以下のアプリでデフォルトにしたデバイスで音が出ない場合、 設定を確認して以下にする:

(1)vlc オーディオ設定: ALSA audio out オーディオデバイス: default (2)audacios Output plugin: ALSA output Setting: default (3)rthythmbox 出力先の設定なし、音は出ない (もともと使用不可?) (4)audacity Device/Interface Host: ALSA デバイス: default (5)webブラウザーからのyoutube 特に設定変更なしで音が出る

デフォルトの変更ならびに使用するアプリでのオーディオ出力を確認後は、VNCでログインする必要はなく、sshでログインできる。 そのときの音量調整は以下を実行して使用する:
(ただし、bluetoothを除く)

alsamixer

音を聞きながら調整したい場合は、もう一つのsshセッションを作り、 そのなかで、alsamixerを実行する。

参考URL

raspberrypi - Audio configuration
RaspberryPiでBluetoothAudio(A2DP)を使用する

ざっくりとALSAとPulseAudioの関係
UbuntuStudioTips/Setup/UbuntuSoundSystem

Pirate Audio: Headphone Amp for Raspberry Pi
USB Audio Adapter - Works with Raspberry Pi

以上

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