Clarineo 事始め
2019/4/28
Clarineo 事始め
概要
クラリネットに興味があり、簡易的なクラリネットとして、Clarineoを購入した。(https://kcmusic.jp/nuvo/clarineo.html)
本格的なクラリネットと比較するとネガティブな評価になりがちだと思うが、個人的には1万円台の楽器にしては、ちゃんとしていると感じた。キー・メカニズムは、プラスチックとバネで構成されいて、クラリネットのものに比べて、ちゃちな印象だが、ちゃんと使いものになる。(本物のクラリネットを持っていないので、良くわからないが、キーが簡略化されているようだ)
マウスピース/リード
マウスビースとリードは付属しているので、別途購入しなくても、直ぐに吹ける状態になる。 ネット情報などによるとエスクラ(E♭クラリネット)のマウスピースが使用できるらしいので、試してみた。 同じようなリード楽器のVenovaの場合、標準のものでも良いと感じたが、Clarineoの場合、エスクラのマウスピースのほうが音が良いようだ。
使ったものは以下である:
(1)マウスピース
Vandoren E♭クラリネット マウスピース 5RV
製品についてくるマウスピースでは、3半のリードは硬すぎて、吹けなかったが、このマウスピースでは、なんとか3半でも吹けた。
(2)リガチャー
Rovner リガチャー DARK E♭クラリネット用 1E
(3)リード
Vandorenトラディショナル(青箱): 3 1/2
初心者なので息が弱く?低音が出にくいと感じた。 3番を購入するのが正解だったのかもしれないが 買い直すのも、もったいないので、耐水の髪ヤスリ(目の細かいもの)で、リードの裏を削って低音を出しやすくして使用している。 (楽器屋などでリード用の紙?やすりも売っているようだが、100円ショップの紙やすりで十分のような気がする)
直接関係ない話ではあるが、エスクラのマウスピースやリードは、エスクラがB♭クラリネットに比べて、普及していない(プロ用のみ?)ので、大きな楽器屋でないと置いていないようだ。
フィンガリング
Saxなどとフィンガリングが異なることは認識していたので、覚えにくいのではないかと思っていたが、以下のように考えると覚えやすいと思った:
(1)オクターブ内でのフィンガリングが、Saxなどと、ほぼ同じになる。
(2)オクターブキーの代わりにレジスターキーがあり、オクターブ上の音が出るのではなく、1オクターブ半上の音が出る。(例えば、ソのフィンガリングで上のドの音が出る)
アンブシュアのコツ
ネットを調べていたらクラリネットのアンブシュアのコツが見つかった。
http://clarinet-mania.com/anbusyua.html
venevaはマウスピースを咥える角度がサックスよりもクラリネットに近いのでクラリネットのコツのほうが当てはまるような気がする。
(1)リードやマウスピースは噛まない!
これはサックスでも同じ。
(2)顎は引くよりも反らす!
ちょっと意外だったが、確かに「反らす」ほうが音が出やすい(特に特に低音)
「引くのではなく、顎を反らすイメージを持つようにして下さい。具体的には、顎を引くのではなく、下唇を引くように意識します。下唇をひくと、リードを噛みにくくなる効果もありますよ!」とあり、納得した。
(3)「お」の口の形を意識する!
以上